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山口 浩
黒部源流に花を訪ねる
開催日時:2003年8月1日~5日
行程 :折立~太郎平小屋(泊)
~北ノ俣岳~太郎平小屋~薬師沢小屋(泊)
~黒部川奥ノ廊下遡行~赤木沢ナメ滝往復~薬師沢小屋(泊)
~太郎平小屋(泊)
~周辺撮影~折立
参加者 :岩橋先生、(サポート)大関康史、石原永昌、大越鉄雄、大谷マサ子、奥井宰生、梶原喜郎
川鍋節子、島田英博、諏訪幸子、長野誉子、西村和子、松井利樹、宮嶋泰男、森田亮、山口浩
(8月1日)
遅れて入山する4人を除いて参加者が太郎平小屋に集合。先生を含め総勢12名。以下不参加にて行動不明)
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(8月2日)
(午前中不参加にて行動不明)
昼食時、遅れて参加の宮嶋、松井、山口の3名が到着、総勢15名になる。午後13時半、途中撮影をしながら薬師沢小屋に下る。日当たりの良いなだらかな太郎山東斜面は、チングルマを中心に高山植物が咲き乱れ、いま出発したばかりというのに早速三脚を立てて撮影に余念がない。
30分ほどで切り上げ、薬師沢に沿って急下降に入る。かなりの勾配で下から登ってくる人たちは大汗をかき喘ぎながらやってくる。2日後の登りを考えると気が重い。急下降が終わると最初の沢を渡る。森田氏など5~6人が沢水で気持ち良さそうに汗を拭いていたが「まだ先が長いのに??」という感じで先生は素通り。
更に進み、左俣を渡ると以外にも小さなアップダウンが続き、沢から離れて樹林帯と草原が交互に出現する。2ヶ所ほど規模は小さいがお花畑もあって、ニッコウキスゲや綿毛のチングルマなどが目に飛び込んでくる。沢音が聞こえてくるともう小屋は近い。その手前がカベッケが原、薬師沢沿いではこの地域が一番花が多いようだ。小屋はすぐ下、撮影する人しない人、16時半から17時半にかけて三々五々全員小屋に到着。
(8月3日)
4時50分起床。朝食を取り、6時40分今回の主目的である赤木沢への遡行開始。天候は申し分なし。五十嶋オーナーの兄君がガイド役として同行してくれることになった。歩き始めて20分ほどは沢幅も広く流れも緩やかでほとんど水に入ることもなく順調に進む。最初の渡渉は踝程度の浅瀬だったが水も冷たくやはり緊張する。次の膝下ぐらいのへつりで大越さんがドボン。危険なところではなく、笑いを誘ってむしろ緊張が解ける。
次の膝上ぐらいのへつり場はちょっと難しくホールドをしっかり探さないと落ちる危険がある。五十嶋さんと奥井さんが渡ったところで、沢が初めての女性達には難しかろうと高巻きを選択。しかし、これが意外にやっかいで30分以上を要してしまった。この様子を見ていた松井、山口、大関の3名は渡渉したが、結果はこの方が安全だった。
赤木沢出合いまでの3分の2ぐらいのとこで再び高巻き。ここは沢が狭くゴルジェ状でとても渡渉できそうもないので仕方ないが、高巻きはなかば藪こぎ、それはそれでやっかいだ。11時頃赤木沢出合いに到着。途中2度休憩したが結構時間を要した。ここで右岸崖上の兎平なども含めてしばし撮影タイム。
赤木沢へは渡渉組と高巻き組が半々、いずれも問題なく通過。岩のせいか流れる水の成分のせいか聞き忘れてしまったが、名前の通り赤木沢に入ったところから川床が赤い。約200mほど入ったところの滝下で昼食。(11:50~12:20)食後右岸を高巻いてこの滝の上に出ると広いナメがあってもう一つ10mほどの滝が懸かっていた。水量は多くなく少なくなく、滝は見栄えもするしナメは入っても足を取られることもない。青空に白い雲も浮かんで絶好の撮影日より。約1時間、のんびりかつ慎重にフィルムを消化する。
13時35分下山開始。出合いでちょっと撮影時間を取った以外はひたすら下ったが、小屋まではほぼ3時間かかった。写真の出来映えはともかく、全員無事に最大の目的を達成。楽しい1日だった。
(8月4日)
4時半起床。5時に朝食を取り、6時過ぎに太郎平に向けて出発。来るときと同様、すぐ上のカベッケが原をはじめ3ヶ所で花々を撮影。10:50~11:30にかけて太郎平小屋に到着。一休みして小屋で昼食。松井氏はここで下山。代わって諏訪さんが12時ごろ折立から登って来た。
午後はガスが上がってきてぱっとしない。登って来たばかりの諏訪さんと宮嶋さんは北ノ俣へ花を撮りに出掛けるが、残りは適当に休息。
夕刻、空が明るくなり夕日の期待があったが、太郎山へ上がった全員が空振りに終わる。
(8月5日)
天候が回復すれば薬師平まで登る計画で朝弁を頼むも4時に起床した時はガスが一面を覆っていて断念。部屋で弁当を食べ様子を見ていたが、少し明るくなったので6時半ごろ一部は北ノ俣への鞍部にある池塘を撮りに、他は薬師のテント場付近に花を撮りに出掛ける。8時半、小屋に戻って下山の支度。9時丁度に残る先生と長野、宮嶋さんに見送られて下山開始。12時過ぎに折立に無事下山。