秋の涸沢~ヤマケイカルチャークラブへ参加~
記録:高橋、山口 写真:山口
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(10月5日:金曜日:晴れ)
晴れとはいえ河童橋からの穂高はガスに隠れていた。12時半ごろから参加者が三々五々ビジターセンターに終結。翌日合流予定の山口を除く12名と講師、ツアーリーダーの合計15名が顔を揃えた。軽いストレッチの後歩き始める。14時5分明神着。小屋の前のコナシが真っ赤な実を大量につけていた。湿地の端にも赤い実をつけた木があったが、小屋の人に聞くとこちらはカンボクというのだそうだ。早速カメラを向ける人、構わず休憩する人様々だ。15分休憩して14時20分に徳沢に向けて出発。途中の樹々はまだ青々としている。15時10分徳沢着。テント場のまだ十分に赤くなっていないマユミを題材に先生の指導で40分ほど撮影タイムを取る。
15時50分、今夜の宿泊地横尾に向けて出発。途中1回の休憩で17時丁度に到着した。2部屋に分かれて宿泊。夕食は19時、順番待ちで一杯のため入浴を先に済ませる。石鹸は使えないが汗を流すだけでも気分は爽快。その後全員一緒に夕食を取る。食後は一部屋に集まり各々自己紹介や涸沢にかける思いなどを披露。
(10月6日:土曜日:晴れ)
5時起床。5時半朝食。6時過ぎに明神岳が赤く染まってきた。6時50分、ストレッチをして涸沢に向かう。岩小屋跡で屏風岩を眺めながら小休止。本谷橋の手前で先生からブナの話を聞き、その後8時50分本谷橋集合で各自撮影に入る。ダケカンバはまだ紅葉には早く、いまひとつ撮影に気が乗らないが、水の流れをシャッタースピードを変えながら撮影したりする。本谷橋からはいよいよ急登が始まる。標高が上がるにつれ少しずつ秋の気配も漂い始める。途中3回ほど休憩し、10時半ごろからいよいよ先生の指導のもと個々に撮影に入る。ナナカマドも大きな赤い実を付けてはいるが葉はまだ青いままだ。1週間ぐらい早い感じだ。ヒュッテ下の大きな岩場で昼食、ここで13時まで撮影。その後ヒュッテ近くに移動し、手前にナナカマドを配した涸沢岳のパノラマを広角レンズで撮影する。13時25分、秋の日はつるべ落としの諺どおり、カールに差し込んでいた陽が無くなり撮影終了。
ヒュッテに入ると、周辺はまるで銀座通りのような人ごみだ。テラスはもとより売店の周り、テント場へ向かう小広場まで人・人・人。テントの人たちも利用するので売店に食を求める人の列はまだしも、トイレの長蛇の列はいつまでたっても解消しない。ヒュッテの話では2つの小屋とテント場で合計3000人ぐらいがこの日涸沢に入っていたらしい。15時20分、遅れてきた山口が合流し、全員集合となった。
17時15分、夕食。食堂は大混雑だったが何とか全員一緒に食べることができた。19時から参加者が持ち寄った2Lでの講評会。21時就寝。
(10月7日:日曜日:晴れ)
3時40分起床。4時朝食。グループ毎に入れてくれるはずだったが大混雑で収集がつかず早いもの順になってしまった。真っ暗い中を戻ってみるとテント場の各テントから洩れる色とりどりの淡い光が綺麗だった。これだけのテントが張られることも少ないのでこの有様を撮影。ISO640で30秒、デジタルカメラのありがたいところだ。5時からヒュッテの裏でモルゲンロートに燃える穂高連峰の撮影。行った時には凍ってなかた涸沢池も撮影しているうちに端から線を描きながら凍っていった。やはり朝は寒いのだ。7時過ぎようやくカールの紅葉に陽が差し込んできたところで一旦ヒュッテに戻る。この頃から穂高上空に面白い雲が次々に現れてヒュッテ前で夢中でシャッターを切る。秋の涸沢にはよくある現象のようだ。次の撮影は8時15分から。カールの中央、パノラマコースに沿って登りながら撮っていく。全体は紅葉も不十分だが、探せば1本、2本と良い樹も出てくる。それらを探しながら、バックに前穂や涸沢岳を配して構図を考える。撮りだせば結構材料はあるものだ。たちまち予定の時間が経過し、途中から引き返して10時50分にヒュッテに戻る。
11時10分、事前に頼んでおいたカレーで昼食。午後の撮影は12時15分から。今度は涸沢小屋の後ろから奥穂へ向かうルートに入る。パノラマコースの合流点から下る予定だったが、ここでも数少ない撮影ポイントでじっくり撮影しながら行くので、あっという間に時間が過ぎてしまう。結局来た路を下って陽の落ちた15時25分にヒュッテに戻ってきた。17時半夕食。この日は前日よりも多少は館雑が緩和されていたようだ。21時就寝。
(10月8日:月曜日:雨)
4時半起床。前夜からの雨は降り続いたまま。従って撮影はなし。5時30分に朝食を取り、帰る準備をして6時30分、早々に下山にかかる。小屋泊まりやテントの人たちが一斉に下山にかかったのでルート上はたちまち人の列ができてしまった。我々のグループに極端に足の遅い人がいたため、後ろは大渋滞。折を見て追い越してもらうのだが、いつまでたっても列に切れ目がない。100人ぐらいが続いてくるのだ。何回もそれを繰り返しているうちに時間は過ぎるばかり、横尾に着いたのは10時15分、何と3時間45分も掛かってしまった。横尾で早い昼食。食堂はごった返していたが、全員ラーメンを頼んで何とか座って食べることが出来た。11時丁度にここを発って徳沢、明神で15分づつ休憩の後、13時30分、相変わらずの雨の中上高地ビジターセンターに到着した。簡単な挨拶の後13時40分に解散。最終日は雨だったが、2日間晴天のもとで撮影を堪能。紅葉はやや早かったが充実した撮影会だった。
開催日時:2007年10月5日(金)~8日(月)
秋恒例の岩橋先生が講師を務めるヤマケイカルチャークラブ主催の涸沢撮影会に自然塾から4人が参加した。体育の日を含む3連休とあって涸沢は大混雑。ヒュッテは1畳に4人、テント場は600張を越える色とりどりのテントで埋め尽くされた。
参加者 :高橋、西田、松本、山口 他に9名
講 師 :岩橋崇至先生、渡辺幸雄先生
ツアーリーダー: 志村
行程 :上高地~横尾(前泊)
~本谷橋~涸沢ヒュッテ(泊)
~周辺撮影~涸沢ヒュッテ(泊)
~横尾~徳沢~明神~上高地(解散)