記録メニューに戻る NPO松本ヒマラヤ友好会主催・㈱五千尺共催・岩橋崇至山岳写真教室

開催日時:2004年5月23日~25日

主題の写真教室に写真自然塾より以下5名が参加、鮮やかな新緑とニリンソウを堪能。

参加者:井出、大越、津田、森田、山口

行程:上高地五千尺ロッジ集合(泊)
   ~河童橋周辺~五千尺ロッジ~明神~徳本峠路~五千尺ロッジ(泊)
   ~大正池~田代池~梓川周辺~五千尺ロッジ

(5月23日)
 12時集合に合わせて三々五々ロッジに集合。我々5人を含めて生徒は8名、主催者の鈴木さんと岩橋先生を交えて総勢10名ととても行動しやすい人数だ。簡単な自己紹介を済ませ、全員で五千尺売店上のレストランで昼食。和やかな中でお互いの概要を知る丁度良いランチタイムとなった。一旦ロッジへ戻り、チェックインを済ませて14時45分の撮影行に備えたが、にわかに暗雲垂れ込めて雨が落ちてきた。にわか雨かとしばらく待機したが、一向に止む気配がなく全員集合して写真講座を開講、そのまま懇親会に流れ込んでしまった。17時半夕食。山小屋の食事に慣れている者には身に余るご馳走で、事前に食卓に並んでいたものだけでも十分と思われたのに、その上にビュッフェスタイルで沢山の品が用意されていた。フルーツからデザートまで存分に頂いて満腹。一服後21時過ぎまで再び楽しく懇親。

(5月24日)
 3時45分起床。下のほうは霧が掛かっていたが奥穂の山頂がぼんやりと見えていて、予報通り晴れが期待できた。4時過ぎ、朝の穂高を撮りに河童橋白樺荘先の河原へ出かけたが山口一人は田代池からの穂高を撮りに逆方向へ足を向けた。結構冷えていて、気温は零度近くに下がっており、木道や下草には霜も下りていた。歩いているうちはいいが、止まると体の芯まで冷え込んでくる。天空は晴れている気配だが、前日の雨のために上高地一帯はなかなか霧が晴れず、待つこと1時間半、6時半ごろになってようやく朝日に輝く穂高連峰の頂きが見えてきた。昨日の雨は上では雪だったらしく、うっすらと新雪が冠り折からの新緑との対比がすばらしかった。7時半一旦ロッジへ戻って朝食。9時半から午前の撮影に出かける。まず、白樺荘の先で新緑を懐に抱いた新雪の穂高を撮影。その後、ニリンソウの群落を求めて明神から徳本峠への路を目指す。途中、梓川の右岸のポイントポイントで新緑やいつになく豊かな水流にカメラを向ける。11時半ごろニリンソウの群落地に到着。昨年よりは花の咲きだしが早いようで、既に盛りを過ぎた株もあったがそれなりに見映えも良く、皆思い思いにシャッター音を響かせていた。11時から13時ごろが光の具合が最も良くなるので、各自弁当を適当に取りながらじっくり撮影時間を取る。13時過ぎ、ここを引き上げ小梨平へ戻る。残念ながら小梨平には撮るべき写材もなく、五千尺ホテルでお茶とケーキでくつろぐ。ロッジへ戻り、夕日の時間まで休憩としたが、その後空模様がぱっとせず、結局撮影はここまでとなった。夕刻からは自然発生の懇親会。19時、昨日同様豪華な夕食を頂き2日目を終了。

(5月25日)
 この日も3時45分起床。4時にロッジを出て大正池に向かう。狙いは大正池に掛かる霧と新雪の穂高連峰だったが、そうは問屋が卸さない。雲がそれぞれのピークを隠し、時折差し込む光もなかなか思うようにはなってくれない。かろうじて焼岳の麓に射光が来たのを撮ってみるが、作品になるのかどうか疑問符付きだ。2時間半ほど粘ってみたがいい情景は現れず、光が霞沢岳を越えて来る時間を区切りに田代池ねと向かう。9時過ぎ、驚いたことに田代池は立錐の余地もないほどカメラマンが林立していて入る隙間がない。幸い、大方は撮影を済ませていたようで、間もなく我々だけとなったので存分に撮影することができた。この頃には穂高連峰も全貌を現し、絵葉書的ではあるがすばらしい景色を堪能することができた。10時過ぎに田代池を引き払い、田代橋から梓川の左岸に進み、流れを前景にした穂高を撮影。その後五千尺売店上のレストランでティータイム。12時前、ロッジへ戻り、用意されていた弁当を食べて写真教室の全行程を無事終了。主催者と岩橋先生の簡単な挨拶の後現地解散となった。
山口 浩 北アルプス春の上高地ゆったり撮影紀行