上高地自然写真教室・カラマツと穂高新雪
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記録、写真:山口浩、岩橋(宏)
開催日時:2007年10月26日(金)~28日(日)
今年も五千尺主催の写真教室に写真自然塾より8名が参加。テーマ通り穂高の新雪にも恵まれ、カラマツの黄葉も最盛期とあって撮影を堪能した。
参加者 :石原、大越、津田、西田、宮嶋、持田、森田、山口、他4名
講 師 :岩橋崇至先生、スタッフ:岩橋(宏)
行程 : 上高地五千尺ロッジ集合(泊)
~梓川下流右岸~帝国ホテル~バスターミナル~小梨平~五千尺ロッジ(泊)
~河童橋周辺~大正池~田代池~バスターミナル~五千尺ロッジ(解散)
(10月26日)
集合時間の13時に全員五千尺ロッジに集合した。天気予報は雨だったが薄日も差す状況に心躍ったが間もなく雨、それも雷鳴轟く驟雨になってしまった。
14時から開講式。自己紹介など簡単に済ませた後、15時までこの日午前中に先生がデジタルカメラで撮った写真をTV画面に映して勉強会を行う。写真教室にはこれが効果的だ。雨が止まないので15時30分から17時まで各自が持ち寄った2Lの写真で講評会を実施。この日は撮影できなかったが、これらの勉強が役に立つ。
17時45分夕食。いつも美味しいバイキングは講評だが、ついつい食べ過ぎるのが玉に瑕だ。満腹すぎて寝酒のミーティングは無いままに就寝。
(10月27日)
5時起床。外は小雨模様。関東に台風が接近しているが、ここではひどい雨風にはならないようだ。7時からの朝食を各々済ませた後しばらく待機。
9時30分、ロッジでぐずぐずしていても仕方がないので、帝国ホテルへお茶を飲みに行くつもりで出掛ける。小雨の中を梓川右岸に沿って田代橋に向かって出発したが、小雨煙る六百山を背景にしたカラマツや、雨粒したたる真っ赤なマユミの実など雨のなかでも写材は結構あるものだ。カメラを濡らさないようにするのが一苦労だが、ロッジの大きな傘を借りてきたのが的を得ていた。雨は次第に強くなり、10時45分~11時15分まで予定通り帝国ホテルでお茶タイム。コーヒー900円、ケーキセット1500円は安くないが、天気のせいもあって満員の盛況だ。昼は空いている小梨平の食堂で取ることにして各自撮影しながら行くことにする。帝国ホテルからバスターミナルへは川沿いに行くことが多く、樹林の路はあまり通ったことが無いのでむしろ新鮮だ。カラマツの紅葉が雨に濡れてしっとりと綺麗だった。
12時30分から13時30分にかけて小梨平食堂に三々五々集まって昼食。石原さん、西田さんが雨中にもかかわらず精力的に撮影していたのが印象的だった。濡れないようにしていてもずっと雨の中、次第に衣類も濡れてくるので14時半ごろから各自ロッジへ戻ってきた。
15時15分から西田、山口両名のデジタル作品をさかなに講評会。フィルムに比べてデジタルは雨中でも色の出がずっと良いように感じる。それにしても西田さんの撮影の多さに参加者一同大いに刺激を受ける。17時前に終了。夕食が第2班の19時15分だったのでゆっくり入浴して疲れを癒す。21時就寝。
(10月28日)
5時起床。やっと快晴。5時半ごろから各自河童橋周辺へ撮影に出る。昨日の雨が穂高では雪だったようで山頂部は純白の化粧をしていた。肉眼では実に綺麗で爽やかだが、コントラストが強すぎて撮影には苦労する。ハーフNDの出番が多くなるが、それでも修正しきれない。
7時、ロッジへ戻って朝食。8時30分、チェックアウト。荷物を預けて大正池の撮影に向かう。歩いていくのは時間が足りなくなるのでバスターミナルから9時のバスに乗って行く。好天の日曜日とあって観光バスが引きもきらない。そのほとんどが大正池で降りて河童橋まで歩くので、既に人・人・人、まさに観光地だ。それでも綺麗なものは綺麗だ。一点の雲もない青空に純白に輝く穂高連峰がくっきりと大正池に投影して見事だ。絵葉書的と言えばそれまでだが、撮影しないわけにはいかない。人慣れしたカモが近くを泳いで水面を揺らすのがしゃくの種だが仕方がない。焼岳も美しく、周辺のカラマツも見事に黄葉している。人の列に加わって撮影しながら田代池に向かう。ここもカメラの放列だ。順番待ちで撮影。この後、昨日西田さんが撮った、バックに金屏風のようにカラマツを配したシラカバの林の構図を求めて帝国ホテルからの路に行ってみる。だが、この日は光が強すぎてギラギラしてしまって落ち着いた絵にならない。雨でしっとりした時こそが素晴らしい絵作りに結びついたのだろう。雨でもいい写真が撮れる典型のような一枚だった。
11時半から12時にかけてそれぞれロッジに戻ってきた。全員の記念写真を撮って閉講。各自帰路について写真教室が終了した。