ヤマケイカルチャークラブ 山岳写真 北八ヶ岳・横岳

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 岩橋先生が講師を務める北八ヶ岳・横岳写真ツアーに自然塾から6名が参加。目的は朝日・夕日に映えるエビの尻尾の撮影。期間中天候に恵まれず3日目の朝ようやく見栄えのするエビの尻尾に巡り合ったが、とうとう青空は出ず仕舞い。撮影はいささか欲求不満だったが、懇親のほうは大いに盛り上がり、楽しい3日間だった。

日 程:2月11日(木)~13日(土)

参加者:渋谷、白石、高橋、松本、山口、横坂、他に3名
講 師:岩橋崇至先生、(ツアーリーダー)志村
行 程:茅野駅集合~横岳ロープウェイ~坪庭~北横岳ヒュッテ(泊)
    ~横岳山頂~北横岳ヒュッテ(泊)
    ~横岳山頂~北横岳ヒュッテ~横岳山頂~北横岳ヒュッテ~横岳ロープウェイ(解散)
2月11日(木)曇り一時雨

 マイカー参加の3名を除いて茅野駅に9時20分集合。岩橋先生、ツアーリーダーを含めて8名がジャンボタクシーで横岳ロープウェイに向かう。車窓から見る蓼科周辺はまるで春のようだ。数日来の雨や暖気にすっかり雪が解け、吹きだまりや北斜面の所々に汚れた雪が僅かに見られるだけ。10時過ぎにロープウェイさんろく駅に到着。スキーやスノボーの客で駐車場は一杯。ロープウェイも10分ごとのフル回転だ。マイカー組3名とここで合流、合計11名と纏まりやすい人数になった。宿泊の北横岳ヒュッテにはカップラーメンぐらいしか昼食の用意がないとのことだったが、何とかなるだろうと11時40分、満員のロープウェイに乗ってさんちょう駅へ。
なんとここで雪まじりの雨が降り出した。明日からは寒気がやってくると言っていたが、雨とは酷いものだ。急ぎカッパを着て11時丁度に出発。雪面はまるで春のごとくザラメ状。坪庭に上がると、緩んだ雪面に時々足を取られながらも順調に歩が進み、間もなく北横岳の登りにかかる。踏み跡はしっかりしていて歩きやすくアイゼンもワカンも要らない。2度の休憩を挟んで12時20分に北横岳ヒュッテに到着。
 泊まりは我々グループだけなので大きな部屋をゆったり使わせてもらって荷を解く。腹も空いているので、一息入れる間もなく手持ちの行動食や、小屋のカップラーメンで昼食。暖気と雨でエビの尻尾も綿帽子もないので撮影意欲は全く湧かない。その後も天候の回復はなく夕食まで延々と飲みかつ懇談に花が咲く。17時30分夕食。何と4人で一つの鍋料理だ。たっぷり具が入ってスープも美味しく思わぬご馳走にありついた。山小屋で鍋とは初めての経験、たっぷり2時間、味わいと歓談に時間を忘れる。20時30分就寝。
2月13日(土)曇り

 5時半起床。外は濃いガスが立ち込めている。気温は-12℃、小屋の周りの樹にもエビのシッポが付いているし山頂は更に期待できそうだが、如何せん濃いガスと降雪が邪魔をしている。6時、暗い中を2人を残して山頂に出発。山頂のエビの尻尾は大きく伸びていて20cmにはなっていたろうか。だが、光がないのはどうしようもない。明るくなってからの方が良いとの先生の判断で早々に小屋に戻る。7時に帰着。7時15分から45分まで急ぎ朝食を取り、8時に再度山頂に向かう。明るくなった山頂部は至る所形の良い写材に溢れているが、真っ白な雪面に白いエビの尻尾を表現するのはいかにも難しい。周囲の山も相変わらず見えてこない。一瞬青空が見えるかに雲が動くが、気を持たせるだけでまた元の木阿弥。9時15分ごろ所用がある山口が一人先に下山。10時頃からワンカットのシャッターを切るくらいの時間は青空になるが、構図を変えると次の青空を待つしかなく、空模様と下山時刻の戦いになる。結局、大した収穫もなく10時30分ごろ小屋へ戻る。預けてあった荷物を纏め、11時40分下山開始。12時30分ロープウェイ山麓駅で解散となった。

2月12日(金)曇り後雪

 夜明け前に何人かが様子見に起きたが、そのまま布団に戻っているのを見て皆6時過ぎまで惰眠を続ける。6時半ようやく起床。外は-5℃、冷え切ってはいないが、昨夜の雨が夜半から雪に変わり、やっと真っ白な雪景色になっていた。枝先には雨が凍った後に雪がついて霧氷のようになってきたし、光はないが何とか撮影に出る気がしてきた。7時半に朝食を取り、8時半撮影に出発。小屋の前から急登を登って30分も行くと森林限界に近い山頂に出る。気温はさほどではないが、風はさすがに冷たい。エビの尻尾はささやかに着き始めていたが、周囲の山々が隠れているので撮影対象を探すのが難しい。時折蓼科山が顔を出すがすっきりとは見えてこない。こんな日は小物を探して撮るしかない。2時間ほど撮影して11時に小屋に戻る。ツアーリーダーが昼食の足しにとロープウェイさんちょう駅まで買い出しに行ってくれたが、売店が休みとかで虚しく帰還。結局昨日同様カップラーメン中心の昼食となる。
 13時を回ると段々雪が強くなり撮影不能。13時40分から参加者持参の紙焼きで講評会になったが、写真が少なく14時30分に終了。その後昼の宴会に突入。酒飲みが多く、持参の焼酎などがどんどん出てくる。小屋のビールの売り上げもうなぎ昇りだ。つまみも有り余るほど出てくるので酒を飲まない者も口の動きが止まらない。16時半、夕食の準備のために席を変えて部屋に戻り、今度は今日撮影した先生のデジタル画像をパソコンに映して勉強会。明日の撮影に大きな示唆となった。
 17時45分夕食。今日は昨日以上のご馳走。さくら肉のすき焼きだ。馬刺しや野菜の盛り合わせもあってテーブ一杯に食材が並ぶ。午後の宴会で既に腹は相当満ちていたが、2時間かけて全て平らげる。小屋のオーナーがあれだけ宴会してたのに良く全部食べてくれたと喜んでくれた。20時30分就寝。